S-OCC: $130-135
ONP#8:$
ONP#9:$210
MiX : $75-80
SOP: $170-175
CBS :$175-180
SWL : $245-240
DLK-A $165-170
DLK-B :$155-160
DLK-C:
WIM DLK
アメリカ便り:古紙パルプ問題でまたしてもOCCが海の上に6万トン有るとか、、、
懲りませんねぇ、OCCもMIXもSOPもCBSも軒並み下がってます、
メキシコや中南米の買いも弱いようです。
唯一良かったのが上白ですが11月からはそれも緩んできてます。
太平洋岸北西部では、製紙工場のOCCとミックスペーパーに対する10月の需要が9月と比較して改善しましたが価格は変わらずです。発生量は微減ですが人件費やコストなどの要因で、一部の古紙が埋め立て地に送られているようです。
10月と11月における一部の主要なライナー等の製紙工場のダウンタイムは、計画的なメンテナンスと市場関連の両方であり、10月の原料需要を弱めました。全体的にみるとOCCの発生量は依然として「低調である」と言われてますが、特に南部と中西部ではここ数週間でサプライは増加したようです。Amazon所有の拠点を含む流通センターからOCCを回収している業者は、発生量は減少していると言ってます。一方、東部の業者は、主要なオフィス用品会社が所有するものを含む流通センターからの供給は「一貫している」と言ってます。あるサプライヤーは10月3日、「店舗裏での回収量は過去数年と比べて減少しているようで、消費者が購入する商品が減っていることを示している」と述べました。「これは生産側にも続いており、製品需要が弱く、消費原料も減らしている」と付け加えました。
ライナー工場はブラックフライデーに向けて「現時点で良好な注文」を抱えているものの、米国政府の閉鎖に懸念があると言ってます。 米国政府は10月1日に閉鎖に突入し、約100万人の政府職員の給与が保留され、サービスが減速しました。「人々が支出を減らせば、作る箱を減らすことになる」と言ってます。 「まだ(マイナスの)影響は見られていないが、...この閉鎖があまりにも長く続き、経済が影響を受けるのではないかと懸念している」とのこと。 ある中西部のサプライヤーは10月3日、政府機関の閉鎖によりカナダと米国の国境での輸送が停滞しており、「トラック輸送のコストを悪化させる可能性がある」と述べました。アメリカ人が11月のブラックフライデーセールやクリスマスなどの祝日に向けて買い物をするため、第4四半期にはいつも通り発生量が増加すると予想されていますが、需要と供給のバランスは地域によって差があり、ある地域のライナー工場は、「機械はフル稼働している」と言ってますが、よそのエリアでは製品需要が悪く工場は止まっており、そのエリアではOCCが供給過多の状態です。その為フル稼働している工場にOCCの追加納入のオファーがありますが、従来のサプライソースで足りている為それは断ってるそうです。
東南アジアでのOCC回収が減っており、足りない分を輸入で賄っている為米国からの輸出価格は変わらず~数ドルの下落で済んでます。
上物の価格も下落傾向です。
アメリカ便り:<US OCC価格は基本的には堅調、西海岸でOCC#12は$5/ST FASに下落、SOP、CBSの需要下落>
2ヶ月連続で、OCCの価格は引き続き弱め、西海岸では輸出価格と需要の低下により9月に入ってさらに$5/ST下落した。 DLKの価格も、今月、置き場価格で全米で$5/ST下落した。最近のマシンストップ(IPやGeorgia-Pacificなどを含む)や、USリサイクルパルプ生産者の需要低迷により、DLKは余り気味。
US OCC価格は、5月から7月にかけて3ヶ月連続で弱め。通常だと夏期休暇の供給不足が有るのだが、それもなく、8月と9月に価格高騰とはならない様子。
9月の製紙工場のダウンタイムは最近よりは少ないと予想されるが、一部の市場参加者はダウンタイムが大々的に発表されずにちょこちょこ発生していると述べている。
また、製紙工場は10月と11月にメンテナンスダウンタイムを計画しているとの事。
北米の製品需要の見通しは今後数ヶ月は良くないとのこと、通常、季節的に上昇する休暇シーズンにもかかわらずだ。
MIXは基本的に安定。西海岸の価格は若干下落。
SOP、CBSは$5-10/ST下落。このグレードのプレミアム価格も減っている、一因はLBKPの価格下落。
9月のメキシコからの需要はCBSよりSOPに集中した様子。
輸出SOP価格も下落。
アメリカ便り: A-OCC#11は、シャットダウンと操業停止により、中西部で$5、南西部で$10下落しましたが、7月4日の独立記念日に向けて、段原紙の在庫を増やしてる工場の需要があるため基本的には安定してます。 独立記念日は、アメリカでは大規模なセールが行われる時期で、Eコマースでの需要増加、また、バーベキューや花火大会など、家族や友人と集まって祝うイベントも多く、愛国心を表現するアイテムや、夏のレジャー用品などがギフトとして贈られることもあります。そんなこんなで物流が増えます。OCC#12の価格は安定してます。
基本的に発生量は少なめで推移してます、例えば全米のアマゾンの配送センターから出てくるOCCは前年比10%のダウンです。
南西部で$10下落した原因は、いくつかの工場の閉鎖やシャットダウンです。
Smurfit Westrockがテキサス州にあるリサイクルライナー工場を7月1日までに閉鎖すると発表しました。この工場の生産能力は約385,000トン/年です。
International Paperはルイジアナ州にある生産能力850,000トン/年のレッドリバークラフトライナーボードとクラフト包装用紙工場を閉鎖すると発表し、オクラホマ州にある約150万トン/年のリサイクルライナー工場が、少なくとも今後1か月間、ガス供給の問題により生産停止に見舞われることになりました。
輸出用OCCは堅調に推移。5月中旬に下落した後、6月の第1週までにほぼ回復。
西海岸のFOB価格で$140-150/ST、上物系は総じてやや弱めの推移。
アメリカ便り:AOCC#11は米国主要メーカーの操業停止により、今年初めて米国のほぼ全域でトン当たり5~10ドル下落、#12も10ドル下落、
これは、春季メンテナンスと、マーケット絡みの操業停止による需要減退です。
輸出価格も、需要と、5月の関税懸念が続いたことで下落しました。
米国最大の段原紙メーカーであるIPとスマーフィット・ウエストロックの操業停止は5月も続いています。 IPをはじめとする大手製紙グループが今後数週間から数ヶ月の間、操業停止を発表しているため、夏場に向けて市場がどうなるかを正確に把握するのは少し難しい状態です。一方、OCCの発生はどうかと言うと相変わらず減少しており、いずれ近いうちに逼迫して足りない、という状況になるだろうと関係者は予測しております。
アメリカ便り:ようやく今後の A-OCC 市場の方向性がはっきりしてきました。価格は月末までには大幅に上昇するでしょう。
米国製紙会社、特に西海岸の生鮮野菜やフルーツなどの箱需要増加と A-OCC の発生減少が相まって製紙会社では在庫が不足しています。米国西海岸近辺の製紙会社が追加数量を必要とするであろう事はわかっていましたが、国内 (米国) OCC の発生・収集不足が予想外に大きかったです。 今週、輸出ブローカーや米国の製紙会社から「スポット数量」を求める電話が何度もかかってきました。米国製紙会社は出荷できるものはすべて持って来てくれと言っており、Oakland Yard渡し$175/ST程度支払ってます。輸出価格は現時点平均Oakland CY$150/STですから需要の有る無しに関わらず輸出価格は上昇します。
アメリカ便り:12月に来日した大手の古紙屋さんが、3月くらいからA-OCCは国内需要の高まりをきっかけに$30/st上がるよ、と言ってたので、上がらないねぇ?と聞いたら、国内需要は高まって来てるけどアジアからの需要が弱いねぇ、横ばいからまだ若干下向いてるのかなぁ、少なくとも今のところググっと値上がりするって事は無さそうだね、まあ再来週くらいにはもうちょっとはっきりした見通しをまた言うよ、ちょっと待ってて、だそうです。
追記:カリフォルニア州の農産物用箱需要はシーズンですから強含みなんですが、なにせ生鮮野菜やフルーツやナッツとか全米で60%以上のシェアを持ってますしね。
4日で全米に配送されるそうです。
しかし、今、アメリカは結構大混乱と言えます、株価は下落し、多くの人が職を失い、中小企業や小売り店は毎日のように閉店してます。 関税が高いせいもあり、多くの物が値上がりしてます。 そんな状況では古紙相場もまだ弱いですかねぇ。
また、大手古紙問屋さんが、今年はいよいよ閉鎖してバカ高い土地を売り飛ばすかなぁ、と言ってますしね。トランプと共和党は、一般的なアメリカ国民にとっては悪い方向に導いてます。メディケイド(貧困層や障害を持つ高齢者のための医療保険)の予算を削減する法律を成立させたばかりだし、大企業の減税を行って、金持ちがより金持ちになれるようにしてます。
中国の春節(1/28~2/4)前、東南アジアの中国系工場はA-OCC#12をCIF $193~194/mtで購入。 2月6日時点の他地域含む平均では$185~190/mt 、平均は海上運賃も違うし#12、#11も混ざりますけどね。 ベトナムは#12がメインで品質にはうるさいですが、タイは#11-11.5の割合が多いです。 韓国はA-OCC#12の中でもショップライト級のスペシャルグレードがメインですし。
中国の板紙工場は1月中旬~2月末までの間、操業停止が多いですが、東南ア
早くも年末になってしまいました、今年も有難う御座いました。
Mr. Steve Suttaがタイ~インドに行くついでに羽田でStop Overするって言うから久々に夕食会しました。 27年前に一緒にPegasus Fiberを立ち上げた時はカリフォルニアの2ヤードのみでしたが、いや、初めて会った36年前は狭いところでやってる立て場兼古紙ブローカーみたいな感じでしたが、彼は仕事が趣味なのでかなり大きくなってて古紙以外にも銅を扱う工場も建てたりしてます。https://greenplanet21.com/
坪先の作業員たちに安っすいドーナツで良いから持って行けよ、お前が思ってる以上に効果有るから、とか(^^; 話し始めたら終わらないのでやめときますが、何だかんだと教わりました。ドーナツの件はその後、DLKのアカウントをゲットした時に痛感しました。
彼は分析も好きなので、世界経済から古紙相場まで時々聞いたりしてます、RISIの各国の担当とも話してるようですしね。ザックリ言いますとアメリカの経済は来年も相対的にまだ良いだろうね、A-OCCはだいぶ下がってるけどもう底だね、旧正月から3月には$30/stは間違いなく上がってるだろう、と言ってました。やっぱり向こうも古紙の総量は減ってるらしく、(サンフランシスコのゴミを一手に引き受けてるRecologyもゴミの量が40%強減ったと言ってました) Stock Lotをあちこちから仕入れて増やすから売り捌けと言われました。。。https://www.recology.com/
前回の5月に続きLA/Oakland/San Franciscoに行ってきました。5月に比べて家の値段も下がってましたし、国際線、国内線のフライトも、レンタカー屋も混雑が少なくなってる感じでした。サンフランシスコのダウンタウンがひどいことになってます、一時期は目抜き通りの1本入った通りでも麻薬中毒者が所狭しとテントを張ってました、それは最近追い出されて撤去されたそうです。しかし、車のガラスを割られた、駐車してた時も信号で止まってる時もやられたと言う友人が数人いました、この前有名なフットボール選手がホテルからつけてきた強盗に撃たれたらしいです。百貨店もアパレル系もIT系事務所も出て行って、長年全米で一番人気の旅行先だったサンフランシスコが悲しい限りです。 記憶をまとまりなく書いちゃいますと、アメリカでも上白系の古紙用ロールはかなり減ってます。西海岸~シアトル近辺で多少出てきますが、まとめて出るのは東海岸でしょう。値段は日本着$440-480/MT くらいで5月より上がった感じです。 ロールは潰してからじゃないと転売しては駄目、という製紙会社との厳格な契約でロールを潰してるパッカーも居ましたが綺麗なベールでした、そっちの方がロールより安く買えます。ロールだとどうしても一部でも活かしで売ろうとするバイヤーが値を付けたりしますので。 WNBのサイドランのオファーも出ますが高すぎるので引っ越しのパッキング用やその他の製紙や石膏ボード以外の用途向けしか駄目でしょうね、日本着$300-350/MTです。 #9 ONPは有る事は有りますが全面写真のコミュニティ新聞だったりすると色とりどりだったりします。むしろ韓国のメーカーに頼まれて、品質には結構うるさい韓国でも問題にならない選別新聞を作ったりするところも有ります、量は月に300㌧くらいしかできないようですが、現在$210-230らしいので、日本でDTHC払ってコンテナ渡しで33-36円/Kgくらいです、お試しに1コンテナ出してくれと頼んできましたが、船会社が10月からの運賃大幅値上げを通告してきてるのでまだ正式にオファーできないとの事です。同じところで、OCCが15%入る比較的綺麗なHard MIXも写真を送ってもらう予定です。 また、日本向けに最近DLKじゃないBrown古紙が出たようですが、量は少ないしDLKに置き換えてもらえませんかね、90%くらいがライナーで中芯が少ししか入らないと言う変わったDLKを持ってるパッカーも居ました、或る意味KLBやKLTに近いです。また、月間500トン、95%くらいオールブラウン、と言うDLKも有りました、ライナーメーカーの系列でしたのでそこそこ良い物だと思います、サンプル取ってきましたので、繊維強度テストして下さるところは有りませんでしょうか?
また、長年頑張ってたWPPPがチャプター7で倒産しました。業界の有名人が数人出た会社ですし寂しい限りです。
アメリカ便り: OCC#12の相場は安定してます。ピークから下がった後、国内向け、輸出向けとも需要も価格も大きな変化なしです。現在、$180-185/ST CY Oakland
DLK価格はBグレードが$10/ST下落したままで$200/ST CY Oakland、Aグレードは数量が減っており扱ってません。SOPは上がって$210/ST CY Oakland, CBSも同じ価格です。
ONP#9 は国内向け価格が上昇中です。特に電気絶縁紙(今回出張に行って聞いてみましたらどうもモールド状にして吹き付けるような感じらしいです)製造メーカー向けは、本日$237/ST Oakland事業所の置き場渡しで販売しました。(東京港コンテナ渡し価格で45円/Kg前後)絶縁紙メーカー向けは#9の中でも綺麗な物のみを要求してきますが、色やFlexoインクなどは関係ありません。FlexoインクはLAからの新聞には無いので問題ないのですが、San Francisco ChronicleはFlexoインクなので日本/韓国は昔から嫌います、我々はFlexoインクではない、隣のSan Jose Mercury News を輸出してましたが現在は混ざってます。
アメリカ便り:A-OCC価格は$10/ST下がった感じです。7月は$185-190/St CY Oakland でしたが、8月積分はまだ確定してません。
アメリカ国内メーカーの需要は堅調ですが、ここ1-2ヶ月ほど強くは有りませんしフル操業と言うわけでもありません。
OCC発生は落ちてます。アメリカ経済は順調に推移してるのにすごく不思議です。
中国とヨーロッパの経済は特に悪いです。最近の中国政府の経済テコ入れにはがっかりしてます。せめて不動産部門にだけは強力なてこ入れが有ると思ってましたが。。。
ですので引き続きアメリカ経済は最強と言えるでしょう。しかし中国、ヨーロッパの状況や紛争が改善されない限りなかなか安定しないから困ります。
アメリカ便り:現在、A-OCCの価格は天井を打った感じですね。販売価格は$192-200+/ST FAS Oakland、アジア着で$230/MT ~でしょうか。全体的にA-OCCの発生は引き続き悪いです。小売販売も落ちてます。古紙の検査員も運送業者も他の古紙屋もみんな口を揃えて量が落ちた、と言ってます。過去2年間の記憶では現在はトラックの手配もドライバーの手配ももっとも簡単です。ただ、カリフォルニアはこれから3か月は野菜や果物などのパッケージに使われたOCCの発生が増えます。
アジアの製紙会社は値下げ要求を強めるでしょう、急なイメージも有りますが買い付けを急いで無いし、先月までの価格レベルでは儲けにならないでしょうから。
韓国便り:アジア各国似たような状況だろうけど、韓国は輸出困難(海上運賃爆上がりとBooking取れない問題)の為、すべての業界が動きを止めてる状態、製紙会社もそう、だから製紙会社はメンテナンス等のDown Timeに入った。原料は国内も輸入も溢れてる状態。 デマレージも山ほど掛かりそうだ。。。
台湾便り:A-OCCだけ、高値を出してる米国内に振ったりしながら、輸出は高値でしか受けないって感じになってるが、E-OCCも海上運賃の上げを吸収してさらに下がっており、UKPもかなり下がってきている。そもそも段原紙の生産が落ちておりしばらくは弱含みで推移するだろう。 J-OCCは海上運賃のアップと需要の強弱のはざまでコストアップをどちら側で吸収するのか、当面神経質な動きになりそうです。
今日もらった古紙ジャーナルさんの記事、輸出古紙が減ってるのは実感してますが、数字で見るとかなり減ってますね、世界的に。 2-3年前に新聞が高騰して、雑誌も不足気味になった時にこりゃあ輸入も有るかな? と用意したのが新聞用に輸入切り付け、ザラ+中質でコート物もちょこっと入る、新聞代替には良いんじゃない?と。
値段はあの時の新聞高値よりはましでした。 雑誌はアメリカのゴミ屋さんからのではないMIXは、白板用にはちょっと改善してもらいたいところも有るけど中芯用にはこのまま使えるね、という評価でした。
中に何が入ってるか判らない、そもそも臭いし日本向けには無理な、ゴミ屋さん、いわゆるMRFからのMIXも40%くらい発生が減ってるそうで、インド向けなどで引っ張りだこだそうです。MIXは良い物も有るけど、DLKと同じで数量は限られてるのが問題ですね、DLKはこの円安でも輸入を続けてくれてるところは有りますが。
いずれにせよ品種の豊富さと海上運賃を考えるとアメリカは良い輸入先候補です。
古紙物家庭紙用も輸入有るな、と思ってたんですが、APPのジャンボロールの攻勢を考えると高い輸入物を使ったら合わないだろうなぁ、と思っちゃいます。韓国は月間15,000トンのジャンボロールが入って来ててその内12,000㌧はAPPだそうです、そのおかげでティッシュ工場の操業率は60-70%に落ちてて日本のSOP系買ってくれないんですよねぇ。日本で白板が良い時は輸入上白も有りましたけど、この円安じゃあ自製パルプの方がずっと安いし、可能性が有るのは古紙繊維が必要って場合だけですね。 後は、今も続いてるポリミルクカートンです。ポリの部分が多過ぎない綺麗な印刷無しのトリム物オンリーと言うトップ品質の物から、印刷がチョコチョコ入る物から、使用済みのちょっと臭いPost Consumer物、テトラパックが補助金出してるアセプティック(内側がアルミ系)物まで色々有りますけど。輸入古紙も早々には増えそうも有りませんね。
アメリカ便り:今月、NorthWest地区の米国大手製紙メーカーの依頼で追加の2,200㌧を販売しました。これらの販売における当社の平均価格は、当社のヤード渡しで、
約$200/STです。彼らはもっと欲しがってますが、現時点では後の方が価格が上がると考えています。先週ヤードに来た大手ブローカーは、$197/STヤード渡しで購入しようとしました。彼らはそれが払える最高だと言いましたが、今月の輸出はオークランドで$210/ST CY(CNFアジア$250∼/MT)、もらってるので上昇基調だし、僅かにですが安いのでパスしました、我々のヤードは幸いオークランド港ゲートのすぐ脇に有りますので。輸出から米国国内向けにシフトしているのは当社だけではないはずです。私の推測では、今後数か月間はアジアの製紙会社で A-OCC が不足するでしょう。日本からの海上運賃の状況は、私は正確には把握して無いとは思いますが、一時的には日本のメーカーさんにシフトしたとしても、アジアにはOCCが足りてませんから、J-OCC の価格はまた上がって来るはずです。(^_-)-☆
アメリカ便り:現時点、米国では確実にOCC が足りません。台湾やベトナムのバイヤーが何を言おうと、彼らには少なくともA-OCCは足りていないと思います。価格が下がると思っている人がいるなら、少なくとも 6 月と 7 月までは間違っていると言えます、少なくともA-OCCに限っては。
オレゴンの大手メーカーからの依頼では、6月のOCC価格は店頭渡しで$200/STでした。先月より$50/STアップしてます。
Oakland CY $210-215/ST($231-237/MT)、アジア着では$245-250強/MT レベルでしょう、通常の値差で考えればJOCCも$210-220/MT CNFになってしかるべきだと思います。
Jyuly 4thの祝日が近づくと、他の米国工場も必死に買い付けてくると思われます。早くても 8 月まで、米国の製紙会社が在庫を増やせる可能性はありません。
アメリカ便り、5月レポート:DLK, OCC, News, and Mixed Paper などは米国内・輸出とも需要が強いです。OCCとDLKは4 月に比べて トン当たり $10~15/ST上昇しています。OCCは現在、$200~/ST CY Oakland(正直#11と#12の中間だけどベトナムには#11と言われた品質です、$240~/MT CIF Asia level), DLK-Bは$215/ST CY Oaklandです。(日本には向けられない品質ですが)。
需要は旺盛なので、価格はもう少し上がる可能性があります。
AsiaのBuyer達はBookingを迅速に出してくるので在庫は少ないのかな、と思います。実際、中国はあんまり製品を買って無いですがAsiaのOCC在庫はどんな感じですか?どなたか教えてください。
米国の段原紙工場は順調に稼働してますが、全米でOCC在庫が不足気味です。少なくとも年内は在庫を十分に構築できるとは思えません。
脱墨用品種は若干弱含みです。値段も少し下がるかもしれませんが、そのせいか次のオーダーがまだ来ていません。その辺の情報はまた来週送ります。
アメリカ便り続々報:今日は追加オーダーで$200/ST CY Oaklandで決めました、多分$235~240/MT CIF アジアレベルですね、当面こんな感じで強含みそうです。
アメリカ便り続報:今日、中国大手製紙メーカーとOCC#11-12を$198/st CY Oaklandで売り契約しました。この値段はアジア到着で$225-230/mt CIF レベルで、これはスエズ運河のトラブルの時に付けた高値にまた戻った感じです。そして、ライナーを中国向けに出してるアジアのメーカーにとってはギリギリのレベルと言う事らしいです。
この事がJOCCの価格設定にきっちり影響するかどうか確信は無いですが、OCCがあらゆるところで不足気味と言う事は判ります。
アメリカ便り:久々にいつもの人からです。
フロリダで開催されたPaper Recycling Conferenceから戻ったところです。
中国の工場の人達や古紙ブローカーの人達とかなり長い話し合いを持ちました。
アメリカ国内、海外の製紙工場、ほとんど全ての工場でOCCが不足しており、米国からの供給を非常に懸念してます。アメリカの製紙会社は好調に稼働していますが、彼らも供給に懸念を抱いてます。
3月のOCC価格は2月の価格に比べて$10-15/st 値上がりするのは間違いないでしょう。
また、中国でのビジネスは非常に厳しく、中国で売れる段原紙価格は安く、OCC価格が$190-195/st CY Oaklandレベルまで上昇した場合、中国向けの段原紙を作っても工場が儲からないと言う事も明らかです。
ですので、A-OCCは不足しており高いからE-OCC、J-OCCの購入量を増やし、少し強度の弱い段原紙を増やす可能性が有ります。
まあ、A-OCCは現状よりは上がることははっきりしてますが、J-OCC、E-OCCが上がるかどうかははっきりとは言い切れません、が、下がるとは思えないです。
アメリカ便り:11月下旬
ハイグレードやパルプ代替品、BBC等の値段は変わらずです。OCC価格は$10/st 下がりました。マガジンとONPは$5-10/st 下がりました。CBSとSBSの今月の中南米向け輸出は変わらず好調ですが価格は2年越しの低価格です。
メキシコ向けのハイグレードとパルプ代替品は、2社の工場から話が来て11-12月は再開しそうです。
東南アジア向けのONP、マガジン、OCC等の輸出は、ここ数週間低迷してます。
西海岸からベトナム、インドネシア、マレーシア向けの海上運賃は2021年12月のピークと比較して90%下落してると言うのに。 パルプ価格は先月若干値上がりしたので古紙価格も少し持ち直すのではないでしょうか。
11月末
OCC の発生は現在昨年比平均15%ほど低下してます。 どのサプライヤーも余剰在庫を持ってません。これはクリスマスシーズンにおいては奇異な状況です。
年末が近づき、製紙会社の段原紙出荷は増えてはいますが、いまだにかなりの操短も報告されてます。
今年の古紙の発生はざっくり二桁の減少を見せてます。今年の古紙輸入国第1位は引き続きインドでした。ただし、2022 年の最初の 3 四半期でのインドの輸入量と比較すると 27% の減少です。
米国の古紙の2023年3 四半期の輸出合計数量は990万MTでした、2022年に比べて17.5%減ってます。( date from U.S. International Trade Commission .)
2023年のアメリカからの輸出先TOP10で純増になってるのはタイだけです。
第 3 位の輸入国であるメキシコ向けは140 万トンですが、2022年比 3四半期で21% 減少しています。
タイとマレーシアは2020年、年間合計約96万5,000トンの米国古紙を輸入しましたが、今年、その量はすでに 249 万トン以上に達しており、3 年間で約150%の増加です。 今年これまでのところ、古紙輸入上位10カ国の合計では、3四半期での米国古紙の輸入量は2022年対比 約13%減少しました。
中国は古紙の輸入を禁止にしましたが、紙製品や、古紙パルプ、Repulping用のロールの輸入などにおいて直接、間接的に米国の紙輸出分野では依然として存在感を保っていますが、中国企業がタイやベトナム、マレーシアに製紙工場を作ってきたため2022年比14%ほど低下しています。
アメリカ便り:久々にあの方から連絡が有りました。基本的に強気の人ですので、市況が強くなりそうなので連絡した、みたいな感じです。
西海岸のOCCは先月$13-15/ST値上がりしました。インド向けに今日$135/st CY Oaklandで決めました。現在、$130/St CY Oaklandで複数の大きめのオーダーの引き合いが有ります。中国系バイヤーも有りその他も有りと言う感じです。急にこの量のオーダーが来るのは変な感じです。
アメリカ国内メーカーの状況も良くなってます。追加注文が来てます。置場渡しで$100/ST程度ですが。何が起こってるのかは正確には判りませんが発生も悪く在庫も減って来てるのでしょう。明らかに茶系が不足してます。3~5月はOCCはヤードにあんまり入って来ませんでしたから。
脱墨グレードはパルプ安の影響も有って弱いです、CBS、 SOP、 SWL これらは先月みんな値下がりしました。CBSとSOPは$20/STダウン、7月にも$10-20/ST下がると思います。現在、CBSは$190/ST、SOPは現在、置場で$215/STです。SWLは$75/ST下がって$280/ST CY Oaklandです。
#9Newsは終わってます。現在$200/ST CY Oaklandのオーダーを1つだけ持ってますが、引き合いも無く次のオーダーを探してます。
これらが米国西海岸の古紙状況です。
アメリカ便り:世界各国のアメリカ軍基地で進められている、、銅線から光ファイバーへの切り替えによって廃棄される銅線をメインに、他からもリサイクル用の銅を集めて、なかなかの銅の精製工場を作り、EVメーカーに販売する商売が忙しいあの方から、超久々の便りが届きました。
OCC は $123-125/ST FAS Oaklandで安定しています。 バイヤーはトン数を求めてますが、過去2~3 週間で供給が大幅に鈍化していることがはっきりしました。 我々のドアトレードと事業系アカウントではかなり減少しており、他のサプライヤーの話を総合すると、OCC の供給は 10~ 20% 減少したようです。
米国は景気後退に陥ったか、現在非常に近い状態にあると思います。これは主にOCCの発生が悪いことをベースにしてる事ですがHigh Gradeの発生もかなり落ちてます。アメリカの金融システムが抱えている或いは抱えることになりそうな損失はリーマンショック時を遥かに超えるらしいですし、基軸通貨としてのドルの割合がかなり落ちてきている中で深刻です。
カリフォルニア州の豪雨と季節外れの長雨により、トマト、イチゴ、その他の作物の作付けが遅れています。 今年は明らかにトマトとイチゴの収穫量の 3 分の 1 を逃すことになります。 これにより、箱の需要も落ちてDLKの発生も少なくなってます。
今のところDLK の価格は横ばいで、$130-150/ST FAS Oaklandです。既に5月積は完売状態です。 需要はかなりあるようですが、価格の上昇圧力はあまりないようです。
#9 news is $215/ST CY Oakland
SOP is $240/ST CY Oakland
CBS is $195/ST CY Oakland
中国経済が改善しない限り、相場は大きく上昇することはないと思います。
アメリカ便り:OCC相場は引き続き上がってます。$140/st CYの引き合いを受けました。アジア着では$205-210/mt でしょう。
しかし2月はほとんど出荷玉が有りません、荷物が入って来ません。
Oakland地区の他の大手業者を数軒回りましたがどこも大した数量を持ってなかったです。中国大手は間違いなく足りてません、買い意欲が旺盛です。OCC価格はもっと上がって来そうです。
アメリカ便り:OCC価格が$135/st Cy Oaklandに上がりました。CNFアジアで海上運賃が下がったので$200‐205/mtでしょう。
OCCはかなり欲しがってますね、旧正月明けにはもう$10/st 上がってると予想します。
アメリカ便り:今日、中国大手メーカー系列と世界的な大手の古紙ブローカーに、$125/st, $127/st CY Oaklandで販売しました。
これらの大手がどれくらいの海上運賃を持っているか知りませんが、我々が手配できる海上運賃ではアジア着で$200/mt 前後になります。 予測通り上がってます、OCCが足りません、恐らく旧正月明けまでには$135/st CY Oaklandかそれ以上になっているでしょう。
中国の国内OCCは昨年7月頃の42-43円から下がり続けて30円前後になってるようです。 まだ下落基調とのこと。
アメリカ便り:OCC価格は上昇始めました。ここしばらく買ってなかった製紙会社系列の大手バイヤーがしつこく言ってきます、かなり足りないようです、船も遅れているのでしょう、価格も高めで$118/st CY、多分アジア着$190~/mt 辺りでしょう。1月3週目まではオーダー取りません。西海岸のPacker達は在庫を持ってません。今年の雨季は雨が多く、回収がかなり滞ってます。この大雨は1月20日頃まで続きそうです。
そもそもこの時期はOCCの発生は少ない時期です、1-3月の発生量は平均で年間の
18%程度です。OCCはここ数カ月はかなり限られた量になりそうなので、EOCCの量や価格にも左右されますが、工場が欲しがれば価格は上がるでしょう。我々は既に2月上旬積みまでのオーダーは取ってますが、価格的には割とすぐに、1月末頃には$135/st CY Oakland程度になっているのではないかと予想します、アジア着では$205-210/mt程度です。(この方は基本強気、です)

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